gs_syllabus2025
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― 262 ―講義しつつ受講者の発表とそれをめぐる討議の時間も設ける。見解と両者の異同を適切に提示できる。原典の事前学習により、授業外に計60時間以上の学修を行うこと。【第1回】「私と汝」第3節(1)【第2回】「私と汝」第3節(2)【第3回】「私と汝」第4節(1)【第4回】  同(2)【第5回】  同(3)【第6回】  同(4)【第7回】  同(5)【第8回】  同(6)【第9回】  同(7)【第10回】  同(8)【第11回】  同(9)【第12回】  同(10)【第13回】  同(11)ンン以上は予定であり、受講生の希望や講義の進度に応じて変更することがあるめるオフィスアワーでも受付ける。T. NagelのThe Possibility of Altruismをテキストとして講義を行います。この本の主題は、タイトルの通り、人が利他的に行為しうることの証明です。ネーゲルが論争の相手として想定しているのは、人は結局のところ、自分の利益のために行為することしかできないのだという立場です。この立場に対してネーゲルがどのような反論を展開していくのかを見ることを通じて、哲学的な思考を学びます。・哲学的な問いの立て方を身につける・哲学的な議論の進め方を身につける・哲学的な議論の評価の仕方を身につけるこの科目では60時間以上の授業外学修を行うこと。その時間を発表の準備や課題の作成にあててください。【第1回】 ガイダンス+8章までの議論の振り返り【第2回】 The Possibility of Altruism 第9章【第3回】  同 第9章【第4回】  同 第10章【第5回】  同 第10章(つづき)【第6回】  同 第11章【第7回】  同 第11章(つづき)【第8回】  同 第12章【第9回】  同 第12章(つづき)【第10回】  同 第13章【第11回】  同 第13章(つづき)【第12回】  同 第14章【第13回】  同 第14章(つづき)ンン*参加者の関心や理解度により変更される可能性があります出席者の人数にもよりますが、毎回2節程度は進む予定です。抽 選 の 有 無なし備考抽 選 の 有 無なし備考板橋 勇仁竹内 聖一第2期第1期令和7(2025)年度  講義案内 文学研究科講義コード12B6101401授業形態演習科目名現代哲学講義4履修前提条件授業の目的西田幾多郎の論文「私と汝」をテクストとして、中期西田哲学の他者論が持つ射程とくに現代的可能性を測定する。教員が到達目標中期西田哲学の他者論が持つ射程とくに現代的可能性について理解し、テクストについての教員の説明内容に対して自らの授業外学修内容・授業外学修時間数授業計画成績評価の方法授業に対する取り組み姿勢による評価100%フィードバックの内容教科書『西田幾多郎哲学論集Ⅰ』西田幾多郎(岩波文庫)指定図書参考書教員からのお知らせオフィスアワー本授業に関する質問・相談は、授業時間後、次の授業に支障のない範囲で教室内にて対応する。なお適宜、学部学科にて定アクティブ・ラーニングの内容発表とディスカッション実践的な教育内容その他講義コード12B6101501授業形態演習科目名現代哲学講義5履修前提条件授業の目的到達目標授業外学修内容・授業外学修時間数授業計画成績評価の方法講義への取り組み(50%)、課題(50%)で評価しますフィードバックの内容出席者全員にその日読む箇所についての質問を出してもらいます。教科書『The Possibility of Altruism』Thomas Nagel(Princeton U.P.)1970指定図書参考書教員からのお知らせオフィスアワー本授業に関する質問・相談は、授業の前後に受けつけます。アクティブ・ラーニングの内容プレゼンテーション、グループ・ディスカッション実践的な教育内容その他   担 当 教 員    開 講 期    担 当 教 員    開 講 期 

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