gs_syllabus2025
256/280

― 252 ―プラトン『ティマイオス』をギリシャ語または邦訳で講読する。キリスト教神学い強い影響を与えた『ティマイオス』を読解することによって、プラトン哲学の世界観;存在論・魂論が後授業の目的代に与えた影響を考える。到達目標ギリシャ語または邦訳で、プラトン『ティマイオス』をテキストに即して正確に読み解き、議論構成を解読して、内容を理解する。プロクロスの『ティマイオス注解』を参照して、新プラトン主義における『ティマイオス』理解について学ぶ。授業外学修内容・講読当番の箇所は必ず事前に読み、キーワード・議論構成をレジュメに書いて提出すること。授業外に60時間程度の授業外授業外学修時間数学修が必要である、【第1回】ガイダンス【第2回】プラトン『ティマイオス』講読11【第3回】プラトン『ティマイオス』講読12【第4回】プラトン『ティマイオス』講読13【第5回】プラトン『ティマイオス』講読14【第6回】プラトン『ティマイオス』講読15【第7回】前半のまとめ【第8回】プラトン『ティマイオス』講読16【第9回】プラトン『ティマイオス』講読17【第10回】プラトン『ティマイオス』講読18【第11回】プラトン『ティマイオス』講読19【第12回】プラトン『ティマイオス』講読20【第13回】後半のまとめン研究者をGuestに迎えることも視野に入れている。Translation,Introduction,andCommentary』ProclusProclus/Dodds(OxfordUniversityPress;Subsequent版)1995本授業に関する質問・相談は、下記オフィスアワーにて受付けます。木曜2限 研究室(2号館12階1202室)事前にメー等で予約すること。都合が合えば、上記以外の時間も可。カント哲学に関する膨大な研究蓄積にもかかわらず、その真の姿はむしろ見えにくくなっているかのような昨今である。近来の研究によれば、『純粋理性批判』における自由論や道徳論、ひいては宗教論は、『実践理性批判』や『判断力批判』、さらに『たんなる理性の限界内における宗教』(略称『宗教論』)へと変換されていったと思われる。この授業では、こうした見通しにもとづいて『宗教論』の第一篇「善の原理とならんで悪の原理が内在することについて もしくは 人間本性のうちにある根本悪について」を精読する。この科目では、次のような作業により60時間以上の授業外学修を行なうこと。すなわち、授業前後にテクストを反復して読み、納得できる理解の仕方を求め続け、それを口頭ないしは文章によって表現すること。【第1回】『宗教論』「序文」の読解(1)【第2回】同上(2)【第3回】「Ⅰ 人間本性のうちにある善への根源的素質について」の読解(1)【第4回】同上(2)【第5回】「Ⅱ 人間本性のうちにある悪への性癖について」の読解(1)【第6回】同上(2)【第7回】「Ⅲ 人間は生来悪である」の読解(1)【第8回】同上【第9回】「Ⅳ 人間本性のうちにある悪の根源について」の読解(1)【第10回】同上(2)【第11回】総注の読解(1)【第12回】同上(2)【第13回】同上(3)抽 選 の 有 無なし備考抽 選 の 有 無なし備考田坂 さつき湯浅 正彦第2期第1期令和7(2025)年度  講義案内 文学研究科講義コード13B6101801授業形態演習科目名(博)古代哲学演習2履修前提条件授業計画成績評価の方法講読の担当30%、発言・議論20%、レポート50%フィードバックの内容教科書『ティマイオス』(講談社学術文庫2799)』プラトン(講談社)1976、『TheElementsofTheology:ARevisedTextwith指定図書参考書教員からのお知らせテキストのコピーを配布する。オフィスアワーアクティブ・ラーニングの内容意見共有、能動的な授業外学習など実践的な教育内容その他講義コード13B6102101授業形態演習科目名(博)近代哲学演習1履修前提条件授業の目的到達目標哲学が形而上学であり続ける必然性について考えることができる。授業外学修内容・授業外学修時間数授業計画成績評価の方法討論への貢献など授業への取り組みと、レポートによる総合評価。フィードバックの内容レポートには講評を加える。教科書プリントを配布する。指定図書なし。参考書適宜紹介する。教員からのお知らせ特になし。オフィスアワー本授業に関する質問・相談は、専攻にて定めるオフィスアワーにても受け付けます。アクティブ・ラーニングの内容意見共有のための質疑応答。実践的な教育内容特になし。その他特になし。   担 当 教 員    開 講 期    担 当 教 員    開 講 期 

元のページ  ../index.html#256

このブックを見る