講義コード12B5102801授業形態演習科目名漢文学演習2履修前提条件授業の目的中国唐代の伝奇「李娃伝」・「南柯太守伝」を取り上げ、読解を進める。重要語句・典故などの資料に基づき、漢文訓読と現到達目標授業外学修内容・授業外学修時間数授業計画成績評価の方法発表担当時の内容(50%)、平常点・授業への取り組み姿勢(50%)フィードバックの内容発表や発言の折にコメントを行う。教科書『唐人小説』汪辟彊 校録(中華書局香港分局)1985年指定図書『漢文を基礎から学ぶ』中川諭(東方書店)2023年参考書教員からのお知らせテキストは、第1期配布のものを、引き続き使用します。オフィスアワー本授業に関する質問・相談は学部学科に定めるオフィスアワーにて対応します。アクティブ・ラーニングの内容演習科目である。発表者の発表に基づき、受講者どうして討論を行う。実践的な教育内容その他講義コード12B5103101授業形態演習科目名文学史特殊研究1履修前提条件授業の目的到達目標授業外学修内容・授業外学修時間数授業計画成績評価の方法フィードバックの内容課題に対する講評は、内容によってクラス全体に向けて行う場合と、個別に行う場合があります。教科書指定図書参考書教員からのお知らせオフィスアワー随時、受け付けます。メール等でご相談ください。アクティブ・ラーニングの内容この授業は、原則として講義形式で進めますが、受講生は課題やディスカッションなどを求められることがあります。実践的な教育内容その他抽 選 の 有 無なし備考抽 選 の 有 無なし備考中川 諭川澄 亜岐子第2期第1期令和7(2025)年度 講義案内 文学研究科 担 当 教 員 開 講 期 ― 239 ― 担 当 教 員 開 講 期 代日本語訳を行う。その上で、各作品の持つ文学性・意義等について考察する。・漢文訓読を正確にできる。・中国古典小説を原文で読解し鑑賞することができる。・中国古典小説の研究方法を理解することができる。あらかじめ決められた範囲について、資料の調査、漢文訓読、現代日本語訳をする。発表担当者は発表資料を準備する。資料の準備に40時間以上、発表準備に20時間以上、合わせて60時間以上の学習を行うこと。【第1回】「李娃伝」“生大呼數四”~“焉、巷無居人”【第2回】「李娃伝」“自旦閲之、及”~“泣、遂載以歸”【第3回】「李娃伝」“至其室、父責”~“此、我之罪也”【第4回】「李娃伝」“絶而復蘇。姥”~“金、盡載以歸。”【第5回】「李娃伝」“因令生斥棄”~“刺、謁於郵亭”【第6回】「李娃伝」“父不敢認、見”~“原白行簡云”【第7回】「南柯太守傳」“東平淳于棼”~“陳設於庭上”【第8回】「南柯太守傳」“生心甚自悦”~“艶、生莫能對”【第9回】「南柯太守傳」“復有一女謂”~“無以相忘也”【第10回】「南柯太守傳」“有仙姫數十”~“苦、言語哀傷”【第11回】「南柯太守傳」“又不令生來”~“別、寧不沾巾”【第12回】「南柯太守傳」“生與妻拜首”~“十里盤龍岡”【第13回】「南柯太守傳」“是月、故司憲”~“悲、不覺流涕”日本と中国は歴史的に関係が深く、文学も例外ではありません。では、そこに欧米人の視線を挟むと、どうなるでしょうか。この授業では、明治時代にアメリカから来日したジャーナリストであるラフカディオ・ハーン(Lafcadio Hearn, 1850-1904)をケース・スタディとして、欧米、中国、日本という三つの観点から近代日本の文化や社会について考えます。1.近代日本の文化や文学を、世界の状況と関連づけて捉えることができる。2.授業で学んだ内容や研究手法を応用した作品分析ができる。3.客観的なテキスト分析に基づく論理的なレポートを書くことができる。課題のテキストを事前に読んでから、授業に出席してください。本授業の準備学習・復習時間は、学期を通して60時間程度を標準とします。【第1回】 イントロダクション【第2回】 時代背景と作家について【第3回】 ハーンと中国(1)【第4回】 ハーンと中国(2)【第5回】 ハーンと中国(3)【第6回】 ハーンと中国(4)【第7回】 ハーンと中国(5)【第8回】 ハーンと日本(1)【第9回】 ハーンと日本(2)【第10回】 ハーンと日本(3)【第11回】 ハーンと日本(4)【第12回】 ハーンと日本(5)【第13回】 まとめ以下の配分を目安にして、総合的に評価します。・授業への参加度 40%・期末レポート 60%外国語の文献を参照する場合もありますが、基本的には日本語の翻訳テキストに沿って進めるので、外国語の能力はとくに求めません。日本と海外の両方の文化や文学に関心のある方や、日本について国際的な文脈の中で考えてみたい方の受講を歓迎します。
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