gs_syllabus2025
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― 220 ―令和7(2025)年度  講義案内 文学研究科講義コード13B5190004授業形態演習科目名(博)研究指導履修前提条件授業の目的研究テーマに沿って問題提起をし、検討すべき資料を多角的な観点から捉え、さらに研究史のなかでの位置づけを考えながら、発表と討議を通じて考察を深めます。多角的な観点から検討できる。問題点の明確なプレゼンテーションと、質疑に対する的確な回答ができる。学術誌に掲載できる論文を執筆できる。この授業では120時間以上の授業外学修を行うこと。多角的な視点を獲得するために多くの参考文献を読みこなし、その参考文献の英知を自らの考察の基盤にできるように学修することを求めます。授業外の地道な取り組みが研究成果に繋がります。【第1回】研究計画の確認【第2回】~【第12回】ン・資料調査と読解ン研究に対する評価の尺度は「深さ」と「鋭さ」でしょう。「深さ」は資料調査によるところが大きいと思います。自らの研究テーマに必要な資料は思わぬところにあります。そして、一つの資料の発見によって、今まで揃えてきた多くの資料が有機的に繋がり、自ら構築してきた論が大きく展開する場合もあるはずです。「鋭さ」は問題意識によるところが大きいと思います。同じ資料でも問いの立て方によって全く違った姿を現します。例えば、同じ文学作品でも問いの立て方によって読解の方向が変わり、新たな解釈を導く場合もあるように。ン「深さ」と「鋭さ」を磨くには、十分な準備期間が必要です。そのための参考文献を授業時間内に指示しますので、積極的に集めて読解してください。ンまた、自らの考察を、学内・学外学会での発表を想定しながらプレゼンテーション資料に落とし込むとともに、議論を活発にする論点・争点の提示の仕方を考えます。【第13回】中間報告【第14回】論文執筆の日程確認【第15回】~【第25回】ン・発表と討議ン第1期に引き続いて、研究テーマに基づいて口頭発表し、問題点を明確にして考察を深めます。【第26回】まとめレポート50%必要に応じて授業外に面接時間を設けて、論文執筆等の指導をします。けます(利用方法はポータルサイト、ライブラリ内のマニュアルを参照)。抽 選 の 有 無なし備考葉名尻 竜一通年到達目標授業外学修内容・授業外学修時間数授業計画成績評価の方法平常点50%(発表、討議等で総合的に判断します。)フィードバックの内容授業内に、作成資料・発表内容についての講評を行います。教科書指定図書参考書教員からのお知らせオフィスアワー本授業に関する質問・相談は、学部学科にて定めるオフィスアワーにて受付けます。また、LMSのメッセージ機能でも受付アクティブ・ラーニングの内容ディスカッション、プレゼンテーション実践的な教育内容その他   担 当 教 員    開 講 期 

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