令和7(2025)年度 講義案内 文学研究科講義コード12B4102501授業形態演習科目名西洋史演習1履修前提条件授業の目的修士論文作成を控えている修士課程の大学院生の研究指導と、必要な読解力、表現力を身に着けること。到達目標到達目標としては、履修生がその研究テーマに関連して、読解力を身に着け、文献を正しく理解し、批判的に読むことがで授業外学修内容・授業外学修時間数授業計画成績評価の方法授業への取り組みと課題への応答など、総合的に100%評価する。フィードバックの内容授業内でできるだけ議論を積み重ね、応答していく。教科書指定図書参考書教員からのお知らせオフィスアワー本授業に関する質問・相談は、メール等にて必要に応じて行う。アクティブ・ラーニングの内容授業内で意見を共有し、能動的に参加することが必要である。授業外での個々人の修士論文完成に向けた積極的な取り組み実践的な教育内容履修者は、毎回、予習が必須である。主として学生の報告が中心となるが、履修者には自身の研究についてのその他 担 当 教 員 開 講 期 ― 198 ―きるようになること。授業時間以外に、テキストの予習と研究報告、課題にこたえる等のために毎週2時間程度を想定している。ン以下は、履修生の研究の進捗をみて、変更もありうる。ン、ン第1期および第2期のテクストとしては、たとえば以下のようなものを想定しているが、履修者の顔ぶれをみて、履修者の語学力の向上、論文への習熟に資するテクストや講義となるよう内容を変更する。ンン①感覚から歴史を考えることを提唱する以下の論集からコルバンの論文を抜粋して読む(翻訳本はない)。ン David Howes, ed.,Empire of the Senses : The Sensual Culture Reader(New York, Berg, 2005).ンン②史料として図像を利用することの有用性と注意点を論じた以下の著作(翻訳本あり)。ン Peter Burke, Eyewitnessing: The Use of Images as Historical Evidence (Cornell University Press, ITHACA, New York, 2001).ンン③フランス語文献を読むための基礎力向上に向けたフランス語文献の輪読。ンンテクストは、該当箇所を随時、授業の中で配布する。【第1回】 ガイダンス【第2回】 テクスト講読①【第3回】 テクスト講読②【第4回】 研究報告①【第5回】 研究報告②【第6回】 テクスト講読③【第7回】 テクスト講読④【第8回】 テクスト講読⑤【第9回】 テクスト講読⑥【第10回】 テクスト講読⑦【第11回】 テクスト講読⑧【第12回】 研究報告③【第13回】 研究報告④が前提である。報告を定期的に行っていただき、それについてディスカッションしていく。抽 選 の 有 無なし備考長谷川 まゆ帆第1期
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