― 120 ―英語学の理論の基礎知識を確かなものとしていくと同時に、現代統語論・意味論において、どのようなことが問題となってくるのかを考えていく。英語の文献を読みこみながら、形式的なフレームワークを学ぶ演習を行いつつ、興味深いデータを観察する訓練も積んでいく。(受講生の構成あるいは受講生の希望等により一部変更の可能性あり。)本講義、また、本演習の受講を通して、まず英語という言語の体系を形作っているものはどういうものであるかを学び、英文法の本質的な部分を自分のことばで説明できるレベルに理解度を高める。英語で書かれた文献を正確に読みとる力を身につけ、英語学研究の方法論を理解し、具体的な問題を議論してゆけるようになる。自ら定めた問題に関してリサーチをして研究論文を執筆し、発表できる力をつける。(受講者のバックグラウンドによるが、)予定の範囲を通読し専門用語を含め、疑問点を拾い出すには、週単位で相当数の学習時間量が必要と思われるが、こちらも相談に応じるので恐れず履修してほしい。毎回の授業の予習として、50時間、毎回の授業の復習として10時間、合計、少なくとも60時間の学修が必要である。予習で理解しにくいと感じる箇所を予め明確にし、文献等を調べてみる努力をしたうえで授業に出席していただきたい。【第1回】ガイダンス【第2回】論文を読む(1)【第3回】論文を読む(2)【第4回】論文を読む(3)【第5回】法助動詞【第6回】統語論、意味論上の重要なテーマと論点(1)【第7回】統語論、意味論上の重要なテーマと論点(2)を組み合わせて行う。英語学の理論の基礎知識を確かなものとしていくと同時に、現代統語論・意味論において、どのようなことが問題となってくるのかを考えていく。英語の文献を読みこみながら、形式的なフレームワークを学ぶ演習を行いつつ、興味深いデータを観察する訓練も積んでいく。(受講生の構成あるいは受講生の希望等により一部変更の可能性あり。)本講義、また、本演習の受講を通して、まず英語という言語の体系を形作っているものはどういうものであるかを学び、英文法の本質的な部分を自分のことばで説明できるレベルに理解度を高める。英語で書かれた文献を正確に読みとる力を身につけ、英語学研究の方法論を理解し、具体的な問題を議論してゆけるようになる。自ら定めた問題に関してリサーチをして研究論文を執筆し、発表できる力をつける。(受講者のバックグラウンドによるが、)予定の範囲を通読し専門用語を含め、疑問点を拾い出すには、週単位で相当数の学習時間量が必要と思われるが、こちらも相談に応じるので恐れず履修してほしい。毎回の授業の予習として、50時間、毎回の授業の復習として10時間、合計、少なくとも60時間の学修が必要である。予習で理解しにくいと感じる箇所を予め明確にし、文献等を調べてみる努力をしたうえで授業に出席していただきたい。【第1回】証拠性(1)【第2回】証拠性(2)【第3回】日英語の比較トピック(1)<主題など>【第4回】日英語の比較トピック(2)<情報構造>【第5回】分裂文(It-CleftとPseudo-Cleft)【第6回】tough構文【第7回】知覚動詞構文を組み合わせて行う。抽 選 の 有 無なし備考抽 選 の 有 無なし備考【第8回】統語論、意味論上の重要なテーマと論点(3)【第9回】名詞句の解釈(1)【第10回】名詞句の解釈(2)【第11回】数量詞(1)【第12回】数量詞(2)【第13回】まとめ【第8回】述語の分類(1)【第9回】述語の分類(2)【第10回】複数性(1)【第11回】複数性(2)【第12回】意味論・語用論の諸問題【第13回】まとめ井川 壽子井川 壽子第1期第2期令和7(2025)年度 講義案内 文学研究科講義コード12B2100501授業形態演習科目名英語学研究方法論1履修前提条件授業の目的到達目標授業外学修内容・授業外学修時間数授業計画成績評価の方法平常点(授業への取り組み姿勢、授業中の演習)80%、研究レポート20%で評価する。フィードバックの内容授業期間内に、講義の時間中、および、オフィスアワー、メール等を活用しながら、コメントを行う。教科書受講者と相談のうえ読む論文は決定する指定図書授業中に指示する参考書授業中に指示する教員からのお知らせ日頃の生活のなかでも、ことばの現象の観察に努めてほしい。オフィスアワー本授業に関する質問・相談は、研究科にて定めるオフィスアワーにて受付ける。アクティブ・ラーニングの内容グループ・ディスカッション、プレゼンテーション、教員からのフィードバックによる振り返り、能動的な授業外学習など実践的な教育内容その他講義コード12B2100601授業形態演習科目名英語学研究方法論2履修前提条件授業の目的到達目標授業外学修内容・授業外学修時間数授業計画成績評価の方法平常点(授業への取り組み姿勢、授業中の演習など)80%、研究レポート20%で評価する。フィードバックの内容授業期間内に、講義の時間中、および、オフィスアワー、メール等を活用しながら、コメントを行う。教科書受講者と相談のうえ読む論文は決定する指定図書授業中に指示する参考書授業中に指示する教員からのお知らせ日頃の生活のなかでも、ことばの現象の観察に努めてほしい。オフィスアワー本授業に関する質問・相談は、学部学科にて定めるオフィスアワーにて受付ける。メールその他も活用する。アクティブ・ラーニングの内容グループ・ディスカッション、プレゼンテーション、教員からのフィードバックによる振り返り、能動的な授業外学習など実践的な教育内容その他 担 当 教 員 開 講 期 担 当 教 員 開 講 期
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