― 97 ―宗教学は、自己の宗教について理解を深める神学や教学とは異なり、他者の宗教を理解しようとする試み(他者学)である。本授業では、そもそも宗教を学問するとはどういうことかを考えながら、宗教学の古典的なテーマから現代的なテーマまでを概観し、具体的な事例を検討することを通じて、しなやかでバランスのとれた宗教学的思考力を涵養する。宗教学に対する基本的知識と考え方を説明できる。諸宗教伝統・文化の広がりと特徴を比較の視点から把握できる。宗教学・宗教史学的問題に対して的確にアプローチすることができる。この科目では60時間以上の授業外学修を行うこと。授業外学修では、テキストの該当箇所を読み予習を行うこと。授業中に解決できなかった疑問やコメントなどについては、その週のうちにLMSを通じて簡単なリアクションペーパーを提出すること。【第1回】ガイダンス【第2回】宗教学への招待【第3回】宗教について考えるために①生と死の意味【第4回】宗教について考えるために②悪の問題【第5回】宗教について考えるために③宗教と倫理【第6回】宗教学の基本テーマを学ぶ①宗教と各種データ【第7回】宗教学の基本テーマを学ぶ②宗教と呪術【第8回】宗教学の基本テーマを学ぶ③祈りと宗教体験【第9回】宗教学の基本テーマを学ぶ④神話の問題【第10回】宗教学の基本テーマを学ぶ⑤儀礼と祭り【第11回】宗教学の最新テーマを学ぶ①宗教と世俗【第12回】宗教学の最新テーマを学ぶ②宗教とツーリズム【第13回】宗教学の最新テーマを学ぶ③宗教とスピリチュアリティ教科書は第2期の宗教学特講2でも使用する。本授業に関する質問・相談は、授業終了後、次の授業に支障がない範囲で教室内にて対応する。宗教学は、自己の宗教について理解を深める神学や教学とは異なり、他者の宗教を理解しようとする試み(他者学)である。本授業では、そもそも宗教を学問するとはどういうことかを考えながら、宗教学の古典的なテーマから現代的なテーマまでを概観し、具体的な事例を検討することを通じて、しなやかでバランスのとれた宗教学的思考力を涵養する。宗教学に対する基本的知識と考え方を説明できる。諸宗教伝統・文化の広がりと特徴を比較の視点から把握できる。宗教学・宗教史学的問題に対して的確にアプローチすることができる。この科目では60時間以上の授業外学修を行うこと。授業外学修では、テキストの該当箇所を読み予習を行うこと。授業中に解決できなかった疑問やコメントなどについては、その週のうちにLMSを通じて簡単なリアクションペーパーを提出すること。【第1回】宗教学の最新テーマを学ぶ④宗教とジェンダー【第2回】宗教学の最新テーマを学ぶ⑤宗教と政治【第3回】宗教学の最新テーマを学ぶ⑥宗教と科学【第4回】宗教学のこれから【第5回】宗教学の学術論文を読む①【第6回】宗教学の学術論文を読む②【第7回】宗教学の学術論文を読む③【第8回】宗教学の学術論文を読む④【第9回】宗教学の学術論文を読む⑤【第10回】宗教学の学術論文を読む⑥【第11回】宗教学の学術論文を読む⑦【第12回】宗教学の学術論文を読む⑧【第13回】宗教学の学術論文を読む⑨本授業に関する質問・相談は、授業終了後、次の授業に支障がない範囲で教室内にて対応する。抽 選 の 有 無なし備考抽 選 の 有 無なし備考渡辺 優渡辺 優第1期第2期講義コード12B1104301授業形態演習科目名宗教学特講1履修前提条件授業の目的到達目標授業外学修内容・授業外学修時間数授業計画成績評価の方法期末レポート(60%)、授業への取り組み姿勢(40%)フィードバックの内容授業中での質問に対しては、その都度回答し、授業後の質問についてはLMSにて対応する。教科書『宗教学(3STEPシリーズ④)』伊原木大祐/竹内綱史/古荘匡義(編)(昭和堂)2023指定図書参考書教員からのお知らせ第1期は教科書を使用する。受講者は、できれば第1回授業までに(遅くとも第2回授業までに)購入しておくこと。オフィスアワー本授業に関する質問は、授業中にその都度受け付けるほか、LMSでも受け付ける。アクティブ・ラーニングの内容意見共有、教員からのフィードバックによる振り返り、能動的な授業外学習、反転授業、グループ・ディスカッションなど実践的な教育内容その他講義コード12B1104401授業形態演習科目名宗教学特講2履修前提条件授業の目的到達目標授業外学修内容・授業外学修時間数授業計画成績評価の方法期末レポート(60%)、授業への取り組み姿勢(40%)フィードバックの内容授業中での質問に対しては、その都度回答し、授業後の質問についてはLMSにて対応する。教科書『宗教学(3STEPシリーズ④)』伊原木大祐/竹内綱史/古荘匡義(編)(昭和堂)2023指定図書参考書教員からのお知らせ授業内容は第1期の宗教学1に連続し、同じ教科書を使用する。論文講読の進め方については授業内で説明する。オフィスアワー本授業に関する質問は、授業中にその都度受け付けるほか、LMSでも受け付ける。アクティブ・ラーニングの内容意見共有、教員からのフィードバックによる振り返り、能動的な授業外学習、反転授業、グループ・ディスカッションなど実践的な教育内容その他令和7(2025)年度 講義案内 文学研究科 担 当 教 員 開 講 期 担 当 教 員 開 講 期
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