gs_syllabus2025
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― 96 ―インドにおける仏教の歴史的展開は様々な観点から研究されている。この授業では、初期大乗仏教が芽生えたと考えられる紀元前後の時代の北インド・西北インドの基盤社会について、とくにその文化的側面について理解を深めることを目的とす授業の目的る。到達目標初期大乗仏教が芽生えた基盤社会、特に北インド・西北インドを拠点としたクシャン王朝下の社会・宗教文化の特異性について理解を深めることが出来る。本年度は、サカ・クシャン王朝下のマトゥラーの歴史と文化を扱った論文集、Mathura-The Cultural Heritage(Doris Meth 授業外学修内容・Srinivasan ed.)に掲載されたいくつかの論文を読み進めながら、その内容について検証し解説してゆく。従って、授業参加授業外学修時間数には当該テキストの事前学習が必要となり、計60時間以上の授業外学修を各自の責任で進めて欲しい。【第1回】 サカ・クシャン時代のマトゥラーの宗教文化に関する講義【第2回】  同【第3回】 Richard Salomon,“Daily Life in Ancient Mathura”の輪読【第4回】  同【第5回】  同【第6回】  同【第7回】  同【第8回】 N.P.Joshi、“Early Jaina Icons from Mathurā”の輪読【第9回】  同【第10回】  同【第11回】  同【第12回】  同【第13回】  同への取り組み姿勢(20%)。事前に準備して予習しておいてください。す。ドの文化について理解を深めることを目的とする。大乗仏教が成立し、活動が繰り広げられたと考えられる北インドの社会と文化について、彫刻類に記された情報を示したN.P. Joshi著Life in Ancient Uttarāpatha(Banaras Hindu Universitym, 1967)を読み進めながら、その内容について検証してゆく。従って、授業参加には当該テキストの事前学習が必要となり、計60時間以上の授業外学修を各自の責任で進めて欲しい。【第1回】 Life in Ancient Uttarāpatha(Banaras Hindu Universitym, 1967)の輪読【第2回】  同【第3回】  同【第4回】  同【第5回】  同【第6回】  同【第7回】  同【第8回】  同【第9回】  同【第10回】  同【第11回】  同【第12回】  同【第13回】  同への取り組み姿勢(20%)。に参加してください。抽 選 の 有 無なし備考抽 選 の 有 無なし備考髙橋 堯英髙橋 堯英第1期第2期令和7(2025)年度  講義案内 文学研究科講義コード12B1103501授業形態演習科目名仏教文化特講3履修前提条件授業計画成績評価の方法授業は縦糸にするテキストの講読と解説・ディスカッションという形で進めるので、授業準備状況で評価する(80%)、授業フィードバックの内容「ふりかえり」の機会を設け、受講生の質問を受け、それまでの内容を確認する。教科書『Mathura - The Cultural Heritage』D. M. Srinivasan ed.(American Institute of Indian Studies)1989指定図書参考書教員からのお知らせテキストは共有ストレージ内の髙橋堯英のストレージにアップします。オフィスアワー本授業に関する質問・相談は、授業中に対応するが、メール(takahidetakahashi1955@gmail.com)でも受け付けます。アクティブ・ラーニングの内容各自の事前学習の内容を授業中に確認するかたちで進め、ディスカッションを通じクシャン時代の特性の理解深めてゆきま実践的な教育内容その他講義コード12B1103601授業形態演習科目名仏教文化特講4履修前提条件授業の目的インドにおける仏教の展開は様々な観点から研究されている。この授業では、初期大乗仏教の生まれた時代における北イン到達目標サカ・クシャン時代を中心とする北インドの文化について理解を深めることが出来る。授業外学修内容・授業外学修時間数授業計画成績評価の方法授業は縦糸にするテキストの講読と解説・ディスカッションという形で進めるので、授業準備状況で評価する(80%)、授業フィードバックの内容「ふりかえり」の機会を設け、受講生の質問を受け、それまでの内容を確認する。教科書『Buddhism in Mathura』V.K.Gupta(Bharatiya Kala Prakashan)2009指定図書参考書教員からのお知らせ参考資料はポータルサイトの共有ストレージ内の髙橋のストレージにアップしておく予定ですので、事前に予習をして授業オフィスアワー本授業に関する質問・相談は授業中に対応するが、メール(takahidetakahashi1955@gmail.com)でも受け付けます。アクティブ・ラーニングの内容各自の事前学習の内容を授業中に確認しながら、ディスカッションを通じ理解を深めていきます。実践的な教育内容その他   担 当 教 員    開 講 期    担 当 教 員    開 講 期 

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