教員紹介
特別栄誉教授
坂誥秀一(仏教考古学・考古学史)
名誉教授
高嶌正人(日本古代史-政治・社会史-)
中尾堯 (日本仏教史・古文書学)
北村行遠(日本近世仏教史)
奥田晴樹(日本近代史・幕末維新史)
池上悟 (日本考古学)
担当教員と専攻・テーマ
日本史
氏名
佐多 芳彦
教授 博士(文学) Prof. Sata, Yoshihiko, Ph.D.
専攻
日本古代史・有職故実
研究テーマ
おもに文化史的な事象に興味を持っています。古代の平安貴族社会の政治や儀式・儀礼と服装の関連などを研究対象としています。なお、中世の庶民を含む、武士や庶民の服装、武具・甲冑にも興味を持ち取り組んでいます。研究の基盤は、有職故実という分野で、儀式・儀礼・服装・調度・乗り物・武装など、極めて広い分野史と呼ばれるものです。いずれも古代にとどまることなく、中・近世を見通しています。文献や絵画を用い、柔軟な発想で、さまざまな歴史と向き合ってみませんか?研究業績等
立正大学教員情報ページ(佐多芳彦)
氏名
石山 秀和
教授 博士(文学) Prof. Ishiyama, Hidekazu, Ph.D.
専攻
日本近世史
研究テーマ
江戸庶民の教育と文化我が史学科には「足で学問する」という言葉があります。博物館や文書館などの資料を活用するばかりでなく、必要に応じて史料の所蔵者から話を聞くことや、対象地域の石造物を調査したり、さらには地域の中心となる寺社などへも赴かねばならない時もあります。調査には体力が必要な時も多々あります。やや辛い作業にも思えますが、新たな発見を見出したときの感動は得がたいものです。
研究業績等
立正大学教員情報ページ(石山秀和)
氏名
真辺 美佐
准教授 博士(人文科学) Assoc. Prof. Manabe,Misa, Ph.D.
専攻
日本近現代史
研究テーマ
現代の政治で当たり前の存在となっている政党や議会(国会)は、前近代には存在しないものでした。それがどのようにして今のように根付いていったのか、どのような問題を抱えたのかなど、政治史と思想史の両側面から研究しております。具体的には自由党党首であった板垣退助の政党論と政党指導を検討し、立憲政治確立過程におけるその位置づけや日本近代史上における役割を明らかにしたいと考えております。これとは別に、私自身が宮内庁書陵部に15年勤務したことから、皇室史研究も行っております。
近年は、身近な問題として女性史・ジェンダー史研究にも関心を深め、少しずつ研究に着手しております。
研究業績等
立正大学教員情報ページ(真辺美佐)
氏名
齊藤 研一
特任准教授 博士(文学) Assoc. Prof. Saito, Kenichi, Ph.D.
専攻
日本中世史、生活文化史
研究テーマ
学生「中世の人は、病気になる原因をどんなふうに考えていたんですか?」先生「疫鬼という、病気をはやらせる鬼がいると信じていたらしいよ。」
学生「地震が起きるのは、大地に棲む龍が動くからだという話を聞きました。」
先生「中世の人々が、身の回りのモノゴトに対してどのように考え、受けとめていたのか、
知りたくないかい? 興味深い研究テーマだと思うよ。」
研究業績等
立正大学教員情報ページ(齊藤研一)
氏名
栗原 健一
特任講師 博士(文学) Asst. Prof. Kuribara, Kenichi, Ph.D.
専攻
日本近世・近代史・村落史
研究テーマ
地域に遺されている古文書をもとに、近世・近代の村人・村落・地域について研究しています。特に食糧問題に関心があり、飢饉や災害に備えて米穀等を貯える備荒貯蓄という制度に着目して、その運用実態等を研究しています。全国各地には、文書館・博物館・図書館をはじめ、個人宅などにも数多くの古文書が遺されています。現地へ足を運び、人や史料との出会いを大切にしながら研究しています。研究業績等
立正大学教員情報ページ(栗原健一)東洋史
氏名
野沢 佳美
教授 博士(文学) Prof. Nozawa, Yoshimi, Ph.D.
専攻
東アジア近世史
研究テーマ
中日印刷大蔵経の歴史学的研究、出版文化・交流史歴史には、教科書で学ぶ歴史、大衆が求める歴史、学問としての歴史の三つがあるといわれています。歴史を科学として学ぶためには、まず基礎知識を蓄えておくことが必要です。それには数種の概説書や通史を丹念に読み込み、読破することが肝要です。
そうした作業を繰り返すなかで、歴史を学問として捉える上で大切な基礎知識や見方が養われていくものと思います。
研究業績等
立正大学教員情報ページ(野沢佳美)
氏名
岩本 篤志
教授 博士(文学) Assoc. Prof. Iwamoto, Atsushi, Ph.D.
専攻
中国古代史
研究テーマ
中国古代社会史・東アジア文化交流史最近中国では古代の人々の日常をうかがわせる歴史資料が次々と発見されています。
私はそうした生活に緊密な知識を記した典籍がどのように読まれていたのかを研究しています。とりわけ医術や占術に関する知識がどのように生み出され、後の時代に継承され,東アジア諸国にどのように影響を与えたのかに関心をもっています。また、敦煌文献や現地調査を通して10世紀以前のユーラシア大陸における東西文化交渉史の研究もしています。
研究業績等
立正大学教員情報ページ(岩本篤志)西洋史
氏名
大野 誠
教授 Prof. Ohno, Makoto
専攻
西洋近代史
研究テーマ
イギリス近代史ニュートンやダーウィンが活躍した国、イギリスの科学、技術、工芸の歴史を研究しています。出身学部は工学部なので、昔は理系でした。その後、科学史を経てイギリス史・西洋史にたどり着きました。歴史研究の面白さは、人でも物でも、思想でも社会でも、何でも対象にできる奥の深さと共に、史料を探し、そこから立論していく方法にあると思っています。構想力と共に実証性も必要です。これをちゃんと学べば、人間として成長できるはずです。
研究業績等
立正大学教員情報ページ(大野 誠)
氏名
森田 直子
准教授 博士(Dr. Phil.) Assoc. Prof. Morita, Naoko, Ph.D.
専攻
西洋近代史
研究テーマ
近代ドイツ史、感情史歴史学にはさまざまな切り口(アプローチ)がありますが、いま私が興味をもって取り組んでいるのは、比較的新しいアプローチの一つである感情史です。恐怖、悲しみ、怒り、愛情、喜び等々の感情を私たちは知っていますし、200年前のドイツ人だって知っていたはずです。とはいえ、私たちと彼らとでは、感情に基づいてなされる行動に違いも見られます。なぜでしょうか。感情に注目して歴史研究をすることで、何が得られるのでしょうか。一緒に考えてみませんか。研究業績等
大学教員情報ページ(森田直子)考古学
氏名
時枝 務
教授 博士(文学) Prof. Tokieda, Tsutomu, Ph.D.
専攻
宗教考古学・日本考古学
研究テーマ
考古資料を用いて、仏教・神道・修験道などの宗教の歴史を研究しています。野外調査によって中世の寺院・仏堂・行場の実態を解明し、従来おもに文献史料を素材に研究されてきた中世仏教を、考古学の視角と方法で考え直す作業を進めています。また、アジア各地の仏教遺跡を踏査し、日本の仏教遺跡を広い視野から検討するための準備をおこなっているところです。研究業績等
立正大学教員情報ページ(時枝務)
氏名
本間 岳人
特任講師 博士(文学) Asst.Prof. Honma, Takehito, Ph.D.
専攻
日本考古学・仏教考古学
研究テーマ
石塔、石仏、墓石など仏教信仰に関わる石造物を主な対象として、考古学の方法による調査と研究を進めています。地道な作業ですが、個々の点的な実地調査を繰り返し、文献や宗教史の資料も踏まえて考察することで、それらが線として繋がり、やがて面となって、地域の歴史や信仰の姿を復元することができます。また考古学の調査法に関する課題として、三次元計測による様々な考古資料や有形文化財の調査にも取り組んでいます。研究業績等
立正大学教員情報ページ(本間岳人)博物館・学芸員課程
氏名
紺野 英二
特任講師 Asst. Prof. Konno, Eiji
専攻
博物館学・考古学
研究テーマ
博物館における展示手法について注目しています。博物館の展示は、資料をただ並べているだけではありません。「なぜ」その資料を見せるのか、「何を」見せたいかを明確にしないといけません。展示づくりとは個々のピースを選び、並べながらその意図を示していくパズルのようなものです。そこには学芸員としての「専門性」が必要になります。学芸員資格の取得だけでなく普段から専門性を磨いて欲しいと思います。研究業績等
立正大学教員情報ページ(紺野英二)語学教育課程
氏名
時國 滋夫
准教授 Assoc.Prof. Tokikuni, Shigeo George
専攻
コーパス言語学・ESP・技術翻訳
研究テーマ
英語を学んだり使ったりするときに、どのようなことをどの程度まで検討し考慮し知っていればいいのかということに関心を持っています。そのための切り口として、英語の文章や会話の内容を記録し集積したコーパス (corpus) と呼ばれる資料を分析し研究を行う、コーパス言語学、医学や工学などの特定分野での英語を分析し研究する、English for specific purposes (ESP), 文化を考慮しながら2つの言語間で行き来する技術翻訳を使います。研究業績等
立正大学教員情報ページ(時國滋夫)
氏名
トム・ゴーラム
特任講師 Asst.Prof. Gorham, Tom
専攻
English Education・Mind, Brain, and Education (MBE)