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史学科時枝務教授『山岳宗教遺跡の研究』(岩田書院)が刊行されました。

2016/08/03

『山岳宗教遺跡の研究』
岩田書院、平成28年7月

著者は『修験道の考古学的研究』(2005)、『山岳考古学-山岳遺跡研究の動向と課題-』(2014)、『霊場の考古学』(2014) を刊行してきたが、いずれも山岳宗教を直接扱ったものではなかった。そこで本書では、考古学の方法により、山岳宗教遺跡の個別的検討を通じて、山岳宗教史の研究を目指した。従来、その研究方法は、文献史料か民俗資料に立脚するものが主流をしめていたが、古代・中世の霊山の実態を物語るものは稀で、実証的な研究が困難な場合が多い。そこで注目されるのが考古資料であり、その活用によって研究成果を上げることが期待できる。本書は、その具体的な研究成果である。
(岩田書院ホームページより)

目次

序 章

第一部 霊山の宗教空間
第一章 三輪山の祭祀空間
第二章 中世大峰山の空間構造
第三章 近世立山の宗教空間 -考古学からのアプローチ-

第二部 霊山の歴史的諸段階
第四章 筑前宝満山における山頂祭祀の成立
第五章 白山禅譲と男体山禅譲 -白山山頂遺跡の特質をめぐって-
第六章 近世富士信仰の諸段階

第三部 霊山をめぐる宗教文化
第七章 平安時代前期における山岳宗教の動向
      -三鈷鐃を手がかりに-
第八章 中世羽黒山の宗教文化
第九章 霊神碑と木曽御嶽講 -北関東の事例-
終 章

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