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【11月28日(土)】ALS(筋萎縮性側索硬化症)患者舩後靖彦氏の講演会「命ある限り道は拓かれる」を開催

2015/11/16

 



 ALS(※)は身体機能のみが徐々に失われ、思考能力は衰えないため、特に長い時間をかけて医療機器装着による延命について、患者本人の自己決定を問われる。講演では、ALSを告知されてから現職に至るまでの半生を、当時の心境を詠んだ短歌と写真ともに、尊厳死か延命かをめぐる自己決定の過程が語られる。舩後氏は、わずかに動く口の筋肉を駆使し、歯で噛むセンサーを用いて本講演の原稿を執筆し、氏の著書『しあわせの王様』に収録されている短歌とともに、同氏の後援会メンバーが代読する。さらに同氏が作詞した介護者のための曲などを吉崎さとし氏が披露する。そして最後に、舩後氏自身がパソコンの音声で聴衆に語りかける。

 
 舩後氏は、ALS告知直後は尊厳死を決意したが、その後主治医であった今井尚志医師からピアサポートという生き方を示され、家族の説得もあり人工呼吸器を装着して「生きる」決断をした。しかし呼吸器装着後、施設での虐待やいじめなどつらい経験もあり、自死も頭をよぎった。そんな中、ある訪問看護師との出会いがきっかけとなり、同氏は現在、福祉系企業である株式会社アース(※※)の取締役副社長を務め、同社の運営するサービス付き高齢者住宅サボテン六高台(※※※)の名誉施設長も兼任している。

 また、舩後氏は株式会社アースに勤める傍ら、詩歌・童話などの創作活動やパソコン音声による講演、メールによる難病者へのサポート、音楽活動、生命倫理やものづくりに関する学生への教育活動を展開している。昨年11月には松戸市議会議員選挙に立候補した。結果は惜しくも落選であったが、選挙活動を通して感じた課題や新たな志も講演の中で語られる。

 この講演会は、科学研究費(研究課題番号:25370031)「現代における自由意志の問題—理論と実践の統一を目指して(研究代表者:立正大学教授村田純一)」の研究の一環として行っている。

※ALS: Amyotrophic Lateral Sclerosis(筋萎縮性側索硬化症)、通称ALS。筋肉が急激に萎縮する神経系の疾患。有効な治療法は見つかっていない。アイスバケツチャレンジやテレビドラマ「僕がいた時間」などで話題になっている難病。

※※ 第20回千葉元気印企業大賞部門賞(優秀製品・サービス賞)受賞

※※※ 高齢者住宅経営者連絡協議会主催「リビング・オブ・ザ・イヤー2014」優秀賞受賞

講演概要

【講演者】 株式会社 アース副社長 舩後靖彦
【題目】  「命ある限り道は拓かれる」

【日時】 11 月28 日(土)12:20 ~ 14:20
【場所】 立正大学品川キャンパス 11 号館 1151 教室

【主催】 立正大学「現代における自由意志の問題」研究会
【共催】 立正大学文学部哲学科

【参加費】 無料
【事前予約】不要

※駐車場はありません。車椅子等の方は下記までご相談ください。

【問い合わせ】 itpsl〔at〕ris.ac.jp  担当教員 文学部哲学科教授 田坂さつき
※SPAMメール防止のため「@」を[at]にしてあります。 送信するさいは[at]を「@」に変更して送信して下さい。携帯電話から送信の場合は「ドメイン指定」を解除してください。

会場までのアクセス

●JR山手線 五反田・大崎駅下車 徒歩5分
●東急池上線 大崎広小路駅下車 徒歩1分
●都営浅草線 五反田駅下車 徒歩5分

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