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島村先生(日文コース教授)新刊『琉球文学の歴史叙述』が出版されました。

2015/07/18

文学科日本語日本文学専攻コース 教授島村幸一著
『琉球文学の歴史叙述』勉誠出版、平成27年7月6日、423頁。

『琉球文学の歴史叙述』

 〈琉球〉の歴史は、「史歌」といわれる宮古島狩俣の神歌、琉球王府の正史『中山世鑑』『中山世譜』『球陽』、王府の地誌『琉球国由来記』『琉球国旧記』、地方から提出された「地方旧記」、士族の家譜や氏族の家の由来記、さらには渡来者の書『琉球神道記』『琉球往来』、本土日本に漂着した「琉球人」の聞書、はては馬琴が琉球使節の江戸立(江戸上り)を当て込んで書いた読本『椿説弓張月』等により、内と外の視点が交叉して、様々な形式や文体、表記で語られ、叙述されてきました。
 本書は、それ等によって物語としての〈琉球〉の「歴史」が生成していく諸相を読み解き、複合的な視点で〈琉球〉の総体を捉えようとしたものです。〈琉球〉は決して、歌と踊りだけの島ではありません。琉球文学もまた、歌と踊りだけの文学ではないのです。
 なお、表紙には本学情報メディアセンター(熊谷キャンパス)田中啓爾文庫所蔵の「首里那覇古繪地圖」が使われています。

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