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池上先生(史学科教授)新刊『横穴墓論攷』が出版されました。

2015/07/27

史学科教授 池上悟 著 
『横穴墓論攷』2015年7月 六一書房刊

 本書は文学部史学科の池上悟教授が、この10年間に各種の学術雑誌に執筆された「横穴墓」に関する16本の論文を纏めて一書に編まれたものである。

 「横穴墓」とは、古墳時代後期の6~7世紀代に顕著な群集性をもって日本列島の各地に場所を限定して展開した墳墓であり、各地の有力集団が造営したものである。しかしながら古墳時代にあって、墳丘をもたない横穴墓は、地域支配者層の上位に属する集団の墳墓となってはいない。

 本書で池上教授は、横穴墓の出現に至る過程を朝鮮半島南部で発見された丹芝里横穴墓群との比較で考察し、総体的には限定された存在である近畿地方の横穴墓の企画面を検討している。論攷の主体は、濃密に分布する東国における横穴墓に関する諸方面からの検討であり、東国横穴墓の様相把握に欠くべからざるものとなっている。

 池上教授の横穴墓に関する既往の論文は、『日本の横穴墓』(2000年、雄山閣出版)、『日本横穴墓の形成と展開』(2004年、雄山閣)などでまとめられている。

刊行物の案内は、史学科Facebookでも紹介しています。 

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